23年秋冬ラインナップ JACKET編【服の向こう側】vol.42

23年秋冬ラインナップ
JACKET編【服の向こう側】vol.42

スーツ、ジャケットを中心としたドレスクロージング全般を扱うRING JACKETのofficial movie channel。
高品質なメンズクロージングの紹介を中心に様々な情報を発信していく。

RING JACKET HPで不定期連載していた隠れた人気コラム『服の向こう側』の動画バージョン。今回は23年秋冬exhibitionで紹介しきれなかった商品が店頭に並び始めたので、改めて今季のラインナップを紹介させて頂きます。

BRITISH CASHMERE / NAVY JACKET

23年秋冬ラインナップ JACKET編【服の向こう側】vol.42

次はジャケット編をお届けしたいと思います。ジャケットというと真っ先に浮かぶのがネイビージャケットって方も多いんじゃないでしょうか。男性のメンズクロージングにおけるマスターピースというか定番的なものとしてネイビー無地のジャケットがあります。そのネイビ無地のジャケットでもやっぱりリングジャケットは上質な素材、カシミヤを始めとした上質な素材というのを多く展開しているのが特徴の1つになります。

実はこれブリティッシュカシミヤで今までのイタリアンカシミヤとは違って少し仕上げをマットな表情に仕上げていってるのとやはり打ち込み密度がしっかりしているのでちょっとこ触ったタッチ、カシミヤならではの柔らかなタッチはあるんですけど若干イタリアのカシミヤと比べると目詰まり感がありしっかりした感じになります。その分、着込んでいけばいくほどより体に馴染んでくるようなエージングするようなカシミヤというのがこのネイビージャケットの特徴の1つです。

もちろん軽やかで光沢感があるイタリアンカシミヤももちろん良いですけど、ブリティッシュカシミヤならではの良さっていうのもあるので上質なブリティッシュカシミヤのネイビージャケット、こちらも是非袖を通していただければなと思います。あとスーツの方でもお伝え出来なかったですがリングヂャケットで展開しているシリーズは全部マイスター仕様というハイエンドな仕様になってますね。
よりメイキングというものをリングヂャケットが表現したい、最高のものっていうのを入れ込んでいってるのがマイスターシリーズなんですけど、そのマイスターシリーズで本当に上質な素材を採用してます。

23年秋冬ラインナップ JACKET編【服の向こう側】vol.42

NATURAL STRETCH CASHMERE / NAVY JACKET

23年秋冬ラインナップ JACKET編【服の向こう側】vol.42

あと、カシミヤでも先程のジャケットとはまた違った雰囲気のものがこちらです。
こちらもネイビージャケットでパッと見た感じは同じように見えるんですけど、先ほどのが太番手のマットなツイルに対してこちらはマットウーステッド、素材感が違うのが分かりますでしょうか?こちらはイタリアンバルーン、イタリアの生地メーカーに作ってもらったカシミヤ100のナチュラルストレッチですね。ちょっと伸縮性があるカシミヤのナチュラルストレッチジャケットになります。
先程のものと比べるとやはりイタリアならではの良さが出てるかと思うので、より柔らかなトロっとしたタッチそれにナチュラルな伸度が加わっているというのが特徴です。着心地ももちろん、リングヂャケットのマイスター仕様っていうのもあって着心地も抜群に良いですけど、柔らかなタッチとナチュラルストレッチによる着やすさ、これも体感すると病みつきになる着心地かなと思います。

CASHMERE×SILK / NAVY JACKET

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あと、カシミヤ100ではないですが今季、このシリーズ、カシミヤシルクのシリーズですね。
先ほど2点がダークネイビー、少し濃いめのネイビーなのに対して、華やかさ、艶感がある浅い色のネイビーに仕上げています。こちらがカシミヤとシルクが丁度半分ずつぐらいブレンドされていってるのでカシミヤならではの柔らかさとシルクの軽やかさや綺麗な光沢、そういったものがブレンドされてる感じですね。ちょうど私が着てるのも色違いのシリーズなんですけど、このタッチも抜群に良くてなかなかここまで上質な素材にこの色合い、これが中々ないということですごく人気の商品になってます。
種類もバリエーションも多く展開しているので決められないから2着まとめて買うわ、ってお客様も実はたくさん出てる商品です。他にはないこう動き方かなと、これも少し明るめのネイビーでイタリアらしい雰囲気でこちらもカミシヤシルクのシリーズで展開しています。

CASHMERE×SILK シリーズ

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次のジャケットはこちら。この淡いベージュ、またこれもリングヂャケットらしいカラーリングかなと、ここまで淡いカラーのベージュトーンを揃えてるところはなかなかないんじゃないかなと思います。
リングヂャケットのディレクションテーマ、最初にもお伝えさせていただいた通りベージュ&グレー。そのカラーリングを上質なカシミヤを始めとした上質な素材を使って表現しているのがリングヂャケットのスタイルなんですけども本当にベージュと一言で言っても本当に白みがかったアイボリーっぽいベージュ、そこから少しずつメランジかかったベージュやキャメルそしてブラウンまで、このバリエーションがすごくいいかなと思います。
あの先ほどご紹介させていただいたメンズドレスクロージングの定番としてのネイビージャケットっていうのもちろん良いんですけど、やはり少しリラックスして着れるジャケットにはこういう淡いベージのジャケット、こちらもぜひ挑戦してみていただいてはいかがでしょうか?

先ほどご紹介させていただいたこのカシミヤシルクのシリーズ、実はこちら、ベージュ&グレーでも展開してまして、こちらも良いですね。
こちらの色展開がベージュ&グレーのシリーズでも白に近いより品のある上品なカラーリングのベージュと少し濃いベージュ、そしてこれに加えて、ブラウンでもダークブラウンではなくてかなり明るめのブラウンこのグラデーションもすごくいいですね。すごくかっこいいと思います。
実はこのカシミヤシルクの生地なんですけど生地の展示会で見た時にやっぱりこれだと思ったんですけど、実はこちら。フィニッシングの仕上りが2種類ありまして、いわゆるビーバー仕上げと言われるような少し毛足のあるフィニッシングにするものと、もう少し毛足を抑えた仕上げがあったんですけど、このカシミヤとシルクのタッチの良さ、雰囲気の良さを出すのに毛足を掻いた方がいいなと思ったのでこちらでお願いして作ってもらった生地になります。

23年秋冬ラインナップ JACKET編【服の向こう側】vol.42
23年秋冬ラインナップ JACKET編【服の向こう側】vol.42

8月ぐらいには全てではないんですけどもう店頭に並んでたんですが、その時にお客様にはここまでの毛足の長さになると冬っぽくて暑いねって言われることもあったんですけどもうだいぶ涼しくなってきたので今この時期だとこの素材感が抜群に良いと思います。
こちら本当に羽織っていただいた時にすごい軽さとあとタッチの柔らかさ、これは中々ないかなと思います。あの普通のウールだったりとか冬場だと獣毛のジャケット生地って多くあるかと思うんですけど、やはりどれとも違ったこの着用感、着た時の満足感が全く違うかなと思います。
今回はこのカミシヤシルクのこのシリーズ、ずらっと幅広いカラーで展開してますので、是非ご覧いただければなと思います。

CASHMERE100% & PANEL BORDER / BEIGE JACKET

23年秋冬ラインナップ JACKET編【服の向こう側】vol.42

次がカシミヤ100のジャケットも用意してます。こちら、カシミヤならではの柔らかさに加えて絶妙なメランジ感が入ったカシミヤもすごくいいですね。あとベージ系だとちょっと面白いモノでパネルボーダー、変わった素材なんですけど、こちらもウールにカシミヤをブレンドしたジャージ素材です。
ミラノの生地の展示会に行った時に一目惚れした生地で最初見た時にこれだ!と思って、これは是非コレクションで展開したいなと思いましてセレクトした生地になります。実はこの素材、あんまり多く出回ってなくて同じこの業界の人にも「あれ?こんな生地どこで見つけたの?」って言われることもあったんですけどすごく素敵な生地かと思います。

このパネルボーダの位置もえ色々考えながら作った感じですね、割とこう年配の方だとそのアイビー的なレタードカーディガンみたいな感覚もあるかと思うんですけどそういうちょっとトラッドな匂いも若干ありながら、でも配色がこういうベージ&ホワイトカラーリングに仕上げていってるので少し昔懐かしいような感覚もありながら、それをテーラードジャケットでさらにジャージージャケットで仕上げていってるので懐かしい馴染み感がありながらさらっと着れるって感じですね。
スタイリングも以前に別の動画でご紹介させていただいてるかと思うんですけどクリームアイボリーのセーターだったりとか、ホワイトパンツって形で上品にシックに着こなしていただけるとすごく素敵だと思います。特徴はあるんですけどこれもそんなにこうカラーリングの量というか、派手なカラーリングではないので悪目立ちしないけど特徴のある、そんなジャケットになります。

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CASHMERE×SILK / L.GREY JACKET

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では次はリングヂャケットのベージ&グレーのグレーのパートになります。グレーのパートになると私が着用してるこちら。先程もご紹介させていただきましたけどカシミヤシルクの素材、自分で着てるからっていう訳じゃないですがむちゃくちゃいいです。正直ここまでいいとは思わなかったっていうぐらい自分で着てて満足してます。
もちろんカシミヤ100のジャケットもいいんですけど、カシミヤとシルクをブレンドすることによって独特の表情と軽やかさがシルクの良さも入ってるのすごくいいかなと思います。さっきちょっとお伝えし忘れてたんですけど、この起毛したフィニッシングにしたっていう話なんですけど起毛がすごくいいんですよね。
あの実はイタリアの古くからやってるその起毛をすごい得意とミル、生地屋さん仕上げていってもらってるんですけど、あの今はほとんど起毛機、機械で針金みたいなモノで起毛していくんですけど、ここは昔ながらのアザミを使って起毛していくので絶妙なこの起毛の表情が出るんですよね。それをこのカシミヤシルクの上質な素材を使って、昔ながらの丁寧な起毛の仕上げをしていってるんで抜群の1着ですね。

CASHMERE×SILK / L.GREY JERSEY JACKET

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あとカシミヤシルクの繋がりでいくとこちらもカシミヤシルクのジャージージャケット、これもいいですね。ジャージーって結構を価格を抑えるとか、生地も価格を押さえたもので展開するところが多いんですけど、振り切ってしまうのがリングヂャケットなんです。
やはり夢のある素材、リングヂャケットウィズドリームっていうのを感じる一着の1つかなと思います。ジャージーでカシミヤシルク、中々ないかなと思います。メイキング、作りもねすごいこだわってるんですけど、作りはあの別の動画で詳しくご紹介させていただければなと思います。

CASHMERE HOUNDSTOOTH / L.GREY JACKET

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後はグレー系でいくとあとこれも結構、人気のアイテムでハンドトゥース、千鳥格子のカシミア100%イタリアンバルーンですね。これもナチュラルな伸度があるんですけど、別の動画でもお話しさせていただいてるんですけど、この千鳥大きさがもうちょうどいいですね、中々ないんですよね。
やっぱりこうもっと大きくなるかもっと小さくなるかどっちらかで小さくなるとちょっとこう柄が目立ちにくくなってくるんですね、もちろんその目立ちすぎないハウンドトゥースよりの良さってのもあるんですけど、ちょっとこう主張がありながらけどこうなんて言うんですかね、強くなりすぎない、それもやっぱりこう上品なカラーリングこのオフホワイトとライトグレーで構成されていってるので、そんなにこう嫌らしくならないっていうのがあるんです。
けどそれでこの柄の大きさっていうのがポイントですね、これがもっとこうストロング、強い色になってくるとこの大きさまで行くとちょっとこう主張が強すぎたりちょっと悪目立ちする可能性が出てくるんですけど、この色でこのカシミヤのタッチそれでこの千鳥格子この大きさっていうのがこれがすごいポイントですね。これはすごくいいと思います。

WIDE STRIPE / L.GREY JACKET

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今まで割とこうシックなリングヂャケットというかこう目立たないものが多かったんですけどキャメルのボーダーとかありましけどワイドピッチ。これもかっこいいですね。
ここまでワイドなストライプジャケットって中々ないんですけどこれをしかもダブルで仕上げてます。こちらはアルパカをブレンドされてるので、ウールアルパカですね。柔らかい、温かみのある表情があるのが特徴です。
これも先ほどの千鳥とも近いところがあるんですけど、ここまでのワイトピッチだと結構悪目立ちするというかちょっと嫌らしくなりがちなんですけどやはりこのリングヂャケットが提唱するそのベージュアンドグレー、何がいいか、やっぱりシックに見えるっていうか品よく見える、悪目立ちしない上品なカラーリングなんですね。
それをこうミックスして、これもライトグレーにベージュの配色を組むことによって、ここまでワイドピッチのストライプなんですけど悪目立ちしない、主張があるんですけどシックに着ていただける、上品に着ていただけるのがこちらのジャケットの特徴ですね。

この水牛ボタンとベージュの交配色が絶妙にマッチしてるのも意外といいかなと思ます。まだまだ魅力的な商品はたくさんあるんですけど本当にこう上質なネイビー、ベージ&グレーのカシミヤを始めとした上質な素材、そういったジャケットを数多く取り揃えていますので、ご覧いただければなと思います。